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 ジャンクのMIL-3100FTXプリントサーバを使えるようにする!


秋葉原の ネットワークショップ の店頭のコンテナに捨ててあった LanTech社 のプリンタサーバMIL-3100FTXを購入しました。捨ててあったくらいなので100円でしたが、電源アダプタもソフトウェアも何もついてない状態なので少々不安でしたが、100円ならリスクを背負えると思ったので購入しました。発売当時は、確か8万円以上はしていたのではないかと思います。
自分としては、根っからジャンク品という物が好きで、どうにかして動かすことに全力を投入して達成感を得ることを信条としてきた変わった人間なのである。


  図1

と言うことで達成感を得るために、このプリンタサーバを動かすことに挑戦した。


1.取扱説明書、ソフトウェアを見つける
とにかく、本体以外何もついてない状態(100円なので当たり前と言えばあたりまえ)なので、とにかく取扱説明書とかソフトウェアが一切無いので、ネットで真剣に見つけたら、とにかく有って安心した。

http://www.euroline.no/ftp/pub/Digi/Milan/pub/fastport/

しかし、ここ以外にもFTPサイトは有るから見つけてみても良いだろう。
ここには、ユーザーズマニュアル、ソフトウェアがすべて用意されている。

http://www.euroline.no/ftp/pub/Digi/Milan/pub/fastport/manuals/usrguide.pdf

http://www.milan.com/TransitionNetworks/MiLAN/Techsupport/Downloads/Default.aspx

これが総合マニュアルなので、これを一読した方がわかりやすいと思う。ただし、英文なので訳すのが大変だ(笑)。


2.まずは、電源アダプタをどうにかする
取扱説明書を見てみると、MIL-3100FTXは、仕様をみると電源が5V 1.5Aなので、相当品のアダプタが手持ちに有るかどうか探した。図2は、手持ちで見つけた電源アダプタである。写真のアダプタは、5V 1.6Aで丁度良い物が有ったと思った。しかし、コネクタの部分を合わせるのに苦労した。図3は、コネクターのみを合わせるため半田付けした(ビニールテープで巻かれて格好は悪いが)。


  図2


  図3


3.本体を初期化したい
こういったジャンクとか中古機器をセットアップするのに常識なのは、リセットしてメモりを初期化する作業である。まあ、気を利かせて初期化してある機器もあるが、ほとんどの場合は、初期化してないと思って良いだろう。
今回も初期化されてなかった。あらかじめ、以前使っていたIPアドレスがすでに設定されていた。これは、ネットワーク障害の原因ともなるので、社内ネットワークとかプライベートネットワークに接続する前に、初期化は必要だろう。

■初期化する方法
初期化する方法は、この製品のマニュアルによると以下のように訳せる。

(注:この方法は、0.0.0.0までIPアドレスもリセットします)
(1)すべてのフロントパネルトグルスイッチを下にさげてください
(注:電源もその後、差し込みのプラグを抜いてください)
(2)最低4秒待ってください。電源を入れてください
(3)トグルスイッチD4を上下に早く動かす。最低10回行う
(4)リセット・スイッチはを正常な印刷モードに戻します
(5)電源アダプタのプラグを抜き差しする

こんな感じだと思う。これで、IPアドレスがリセットされます。


4.IPアドレスを設定する
IPアドレスを設定する。ここ にあるSetip.exeを使ってIPアドレスを設定する。そして、本機に対して、以下の設定を行う。

■IP Address
■Subnetmask
■Gateway


  図4


5.IPアドレスが設定されたか確認する
ここ にあるfm28.exe(FistPrinterManager)を使って、本機にIPアドレスがちゃん振られているか確認する。振られていると、図5のような、本機の画面が表示されるようになる(しかし、PrinterServerで有るため、実際はSERIAL側でなくPARAREL側が表示される)。


  図5


6.PrinterServerにプリンタを繋ぐ
ここまでは、プリンタを繋がなくても設定できるが、これからは、プリンタを繋いで作業を行う。この時繋いだプリンタは、BrotherのHL-2040 A4レーザープリンタである。I/Fは、セントロニクス IEEE1284(双方向モードECP、EPPには対応不可)である。


  図6


7.パソコンへの設定
まず、本機は、TCP/IPプロトコルで使おうと思ってるので、プリンタの設定では、Standard TCP/IPポートの設定を行う。まずは、Standard TCP/IPポートを作る。図7を参照。


  図7


  図8

本機のIPアドレスを設定して、プロトコルは、「LPR」を選択する。LPRの設定でキュー名は、「raw_p1」と入力する。キュー名は、間違えるとプリンタが誤動作するので気を付けること(コントロールコードでバグるので用紙が空送りされて止まらなくなる)。本機のキュー名の設定(Printer Type)は、以下のようになっている。

raw : Sends data with no header and no translation.
ascii : Writes data as ASCII, substitutes carriage-return, line-feed pairs for the line feeds sent by
UNIX, and sends a text banner and a final form feed.
ascii_landscape : Like ASCII, but sets the printer in the landscape mode before printing.
pcl_landscape : Like PCL, but sets the printer in the landscape mode before printing. pcl Assumes
the data is PCL and sends a text banner. Carriage returns are not added. Form feed is sent at the end
of the job.
psb_tek : Prints PostScript binary files on a Adobe PostScript Level 2 printers.
ps : Writes PostScript and sends a Control+D at the end of the print job. Sends a PostScript banner
page at the end of the print job.
psb_hp : Prints PS binary files on newer HP printers that support PostScript level 2. Use this
queue-type only if PostScript binary data is being printed.
autosense : Data is checked. For ASCII, line feeds are translated into carriage return feeds.
Final form feed is sent. For PS, a Control+D is sent at the end. Either way, a PS banner is sent at the end.

さらに、この「Printer Type」に_p1を付けたのが、キュー名になる。さらに、このBrotherのプリンタの場合は、送信データがヘッダー無し、翻訳無しタイプなのでPrinter Typeに「raw」を選ぶ。これが解るまで苦労した。


8.テストプリント
図9の画面で、「テストページの印刷」を行う。旨くいけば、図10のようなテスト印字結果を出力する。


  図9


  図10

以上


 
 
 



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